日本の最新天文衛星「ひとみ」が5体に分離!?信号受信できず

X線天文衛星「ひとみ」

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宇宙に関する話題では、我らが日本の衛星もよく登場し、なんだか嬉しいですよね。
しかし今回は少し心配なニュース。
なんでも、2月17日に打ち上げられた日本の最新型X線天文衛星「ひとみ」との通信が途絶え、もしかしたら機体が2つに分離したかもしれないとのことです。

Don’t give up on Hitomi yet: Japan could still recover its ailing satellite, says Jaxa

「ひとみ」をまだあきらめない!「我々はまだ衛星を生き返らせられる。」- JAXA

 

X線天文衛星「ひとみ」

宇宙のX線を観測する「ひとみ」

X線天文衛星「ひとみ」は、ブラックホールや銀河団から放出されるX線を観測する衛星として、NASAや他の宇宙機関の協力を得ながらJAXA(宇宙航空研究開発機構が開発し、開発予算は310億円に上るそうです。

X線天文衛星「ひとみ」製造

記事では、「日本には数々の宇宙プロジェクトがあり、科学探査及び商業用途の衛星の打ち上げに成功してきた。国際宇宙ステーションに宇宙飛行士を送った実績もあるが、過去に運の悪い打ち上げミッションもあった。」とし、2010年に金星の軌道に入れずミッションを失敗した「あかつき」の例を挙げています。

ちなみに「あかつき」は2015年に再び打ち上げられ、今は無事に金星の軌道に入ったようですが、研究者たちは「ひとみ」はまだ生きていると信じています!

複数の観測所で信号をキャッチ

JAXAによると、3月28日の夜間に2度、「ひとみ」の信号を受信したとしており、1度目は内之浦宇宙空間観測所、2度目はチリの観測所(Santiago Tracking Station)だそうです。
しかし、信号の長さがとても短く、今どういう状態にあるのかは特定できないとのことです。

しかも、アメリカの宇宙観測センター (JSpOC:the US Joint Space Operations Center)は、「ひとみ」は3月26日の午前10時42分頃に、なんと5つに分離したと分析しているそうで、宇宙科学研究所長の常田佐久氏は、「事態を重く見ています。」とコメントしています。

JAXAでは現在、「おおよその居場所はわかっている」としながらも、正確な場所を特定するために40名程の技術者を動員して「ひとみ」の発見を急いでいます。

原因は不明だが、宇宙ゴミとの衝突はないよう

こんな一大事が起こっていたとは、日常生活ではなかなか知り得ないですよね。
ブラックホールのX線をキャッチするなんてことは私たちにはあまりピンときませんが、こうした宇宙科学が発達することで、現在注目されている素粒子や量子力学の分野が発展し、様々な技術が開発され(例えば量子コンピューター等)私たちの社会で使われるようになる、ということでしょう。

でも皆さん、知っていましたか?こうした人工衛星の破片等が宇宙ゴミとなって地球の周りを回っており、現在認識されているものだけでも約9,000個、1mm以下の大きさのものも合わせると数千万個にも及ぶそうです!
宇宙ゴミは、それこそロケットや人工衛星に衝突すると機体を壊してしまうので、現在対策が急がれています。
今回、「ひとみ」の居場所を特定する調査に使われている上齋原スペースガードセンター美星スペースガードセンターも、本来はこうした宇宙ゴミを監視するための観測所だそうです。(ちなみに、上齋原スペースガードセンターが「ひとみ」の軌道周辺に2つの物体を観測し、それが分離した「ひとみ」かもしれないとされています。

今回の「ひとみ」の故障は宇宙ゴミが原因ではないようですが、今後宇宙ゴミのリスクは益々高まるでしょう。
やはり、宇宙でも地球でも、使い捨てで何でも捨てていくと、いずれ痛いしっぺ返しをくらいますね!

引用元:http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3519846/Don-t-Hitomi-Japan-recover-ailing-satellite-says-Jaxa.html

 

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