200光年という近距離宇宙に史上最大規模のブラックホールを発見!

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ブラックホールというと、とにかく光すら逃れられない、得体の知れない宇宙の終わりのような物、という印象が一般的かもしれませんが、現在はブラックホールのこともいろいろと分かってきているようで、ブラックホールとは死に絶えた恒星で、死後自らの重力に耐えきれなくなり、周りの全てを飲み込みながら超絶な質量と重力を発している天体だそうです。

これまでは、遠い遠い別の銀河に超巨大なブラックホールが見つかったり、銀河系の中心にはブラックホールが存在するということが確認されてきたりしましたが、今回なんと、地球から僅か200光年という近い距離に、これまで発見されたことのないような超巨大ブラックホールが見つかったそうです!
デイリーメール・オンラインの記事よりご紹介します。

The cosmic monster lurking nearby: One of largest supermassive black holes ever seen spotted 200 light-years away – and scientists say the galaxy could be full of them

引用元:http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3526530/The-cosmic-monster-lurking-nearby-One-largest-supermassive-black-holes-seen-weighing-17-BILLION-suns-spotted-200-light-years-away.html

宇宙のモンスターが我々の側で待ち伏せしている:史上最大級のブラックホールが地球から200光年の距離に発見された。科学者曰く、このようなブラックホールは銀河中のあちこちにあるのかもしれない。

史上最大のブラックホール

新たに発見された史上最大のブラックホール「NGC 1600」は、この光輝く銀河の中心方向に存在する。

大きさは史上最大規模 質量は太陽の170億倍

このブラックホールがどれほどモンスター級かというと、質量は太陽の170億倍、直径は(“事象の地平面”の直径冥王星の太陽周回軌道の直径の約8倍。
現在発見されているブラックホールで最も大きいのが
2011年にかみのけ座銀河団で発見されたNGC 4889(太陽の210億倍の質量)なので、今回のものはほぼ第2位と言っても過言ではなさそうです。
しかも、このNGC 4889の質量測定は正確性に欠けるらしく、最小で太陽のたったの30億倍という可能性もある一方、今回のブラックホールは測定が正確で、誤差を考えても
太陽の155億倍~185億倍だそうです。

ということは、地球から僅か200光年の距離に、史上最大かもしれないブラックホールが存在する、ということですね!

 

宇宙には予想以上にたくさんのブラックホールが存在するのかもしれない

今回のブラックホールの発見は、単にその大きさだけが注目されているわけではなく、地球から200光年という近い距離と、そしてほとんど星が存在しない“宇宙の砂漠”という領域で見つかった、という点が注目されているそうです。

今回の研究を科学雑誌ネイチャーで発表したカリフォルニア大学バークレー校のChung-Pei Ma教授によると、「宇宙のほとんどなにもない領域でこのような超巨大ブラックホールが発見されたということは、こうした“モンスター”はこれまで考えられていたよりたくさん存在するのかもしれません。」としています。

 

2連星で重力波を発する

今回のブラックホール NGC1600 は“ビースト”というニックネームが付けられたそうですが、なんと1つのブラックホールではなく、2つのブラックホールが互いの周りを回っている2連星型だそうです。

2連星のブラックホールは、2つの銀河が混じり合う際にそれぞれのブラックホールが接近することで誕生するそうで、やがて互いの周りを回るスピードがどんどん速まり、最終的には1つのブラックホールに融合するそうです。

そして、このプロセスで強い重力波が発せられる可能性があり、現在開発中の宇宙重力波望遠鏡で測定されることが期待されています。

 

日常生活に影響があるわけではない

200光年という近距離で見つかったとは言っても、私たちの生活になにか影響が及ぶわけではありません。
宇宙の理解を深める上で、驚くべき発見だったということです。

しかし考えてみれば、私たちの住む地球は、地球と比べると遥かに大きな太陽という天体の周りを回っており、太陽もまた、それ自身と比べると遥かに大きな銀河の中心(ブラックホール)の周りを回っているわけです。
その先がどうなっているのかは分かりませんが、太陽が地球を生かしているように、銀河の中心(ブラックホール)が他の星々を生かしているのかもしれません。

引用元:http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3526530/The-cosmic-monster-lurking-nearby-One-largest-supermassive-black-holes-seen-weighing-17-BILLION-suns-spotted-200-light-years-away.html

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