気候変動はそれほど酷くはない?スウェーデンの科学者が新たなモデルを提唱

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もちろん、今日の世界での重大な問題の一つは、地球温暖化に伴う気候変動影響です。
おそらくは誰もが、このままいけば海水面は上昇し、気象ももっと激しくなると危惧していることでしょう。
そんな中、スウェーデンの研究チームが、気候変動は今まで想定されているほど酷くはないかもしれない、という研究結果を発表しています。

Climate change might not be as bad as first thought: Projections for global drought and floods may be flawed, claim scientists

気候変動は当初思われていた程酷くはないかもしれない:科学者によると、世界的な干ばつと洪水のシュミレーションには間違いがあるかもしれない、とのこと。

以下、デイリーメール・オンラインの記事よりご紹介します。

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1,200年間のデータを集めることで気候のパターンが明らかに

今回の研究はストックホルム大学の研究チームが科学誌ネイチャーに発表したもので、同チームは長いスパンで地球における水の移動をシュミレーションし、気候変動において何が起こってきたかを調べるため、海底の堆積物、氷の中心部、鉱物の堆積層を調査し、そこから得られるデータで北半球における水と気候の相関性を調べたそうです。
こうした箇所から得られるデータは1,200年前からのもので、現代まで続く気候のパターンが見えてきたそうです。
研究チームのFredrik Charpentier Ljungqvist博士は、この検証によって湿度が交互に上がり下がりするパターンが過去1,200年間続いている、と発表しています。

過去の異常気象は現代のものより酷かった

同博士はまた、中世にアメリカ西部で起きた大干ばつや、15世紀~19世紀に東アジアで頻発したモンスーンといった異常気象は、現代のどんな異常気象より甚大だったとし、「これは、気候における水の移動のパターンを正確に捉えるには、既存のシュミレーションは観測期間が短すぎるということを強く意味しています。」としています。

既存のシュミレーションとは、直近100年程の期間を対象としたもので、Ljungqvist博士のシュミレーションはそれに対し1,200年間のデータを基にしており、より正確性があるということです。

洪水

砂漠化は進行し、洪水は酷くなる、というのは間違いかも

今ある多くの気候変動のシュミレーションモデルでは、洪水が起こる地域ではそれがさらに酷くなり、干ばつが起こる地域では干ばつがさらに酷くなる、というのが一般的な見方ですが、Ljungqvist博士のシュミレーションはこれと相反します。

博士は、何世紀分にも渡る有効なデータを集め、モデリングするというやり方は、気候における水の移動を正確にシュミレーションする上で非常に重要だとしています。

ということはつまり、もしかしたら今言われている程、気候変動は甚大なものにはならないかもしれない、ということでしょうか?
デイリー・メールオンラインの記事は最後にこう締めくくっています。

The findings from the new study don’t disprove that the Earth’s climate is changing or that certain regions are experiencing more extreme localised climates – desertification or localised flooding – but they do question some of the modelling and simulations which have been used to link climate and the water cycle.
As with all such complicated areas of science, the final verdict is a call for more research. 

この研究は、地球の気候が変動している、或いは一部の地域が(砂漠化や洪水といった)より激しい気象影響を受けているということを否定するわけではありません。しかしこの研究では、気候と水の移動を結びつける既存のシュミレーションに対し異議を唱えています。
今回はこうしたややこしい科学の調査を見てみましたが、最終的に言えることは、さらなる研究が必要、ということです。

なるほど、難しい議題を扱ってみたが、結局はよくわからない、ということですね!
科学の道は険しいものです。

でも“よく分からない”というのは重要な提言かもしれません。
つまり、世界は温暖化防止一色に染まっていますが、実際に温暖化がどのように起こり、どう影響を及びしているかは、“よく分からない”側面もあるわけです。
逆に、放射能の危険性のような、“よく分かっていること”もあります。温暖化は一部よく分からなくて、放射能の危険性はよく分かっているなら、危険だと分かっている原発をまず止めて、その後に(多少の化石燃料を使ってしまっても)、別の角度から温暖化対策を考えてもいいのではないでしょうか?

いずれにしても、世界は私たちの知らないところで動いているものです。

引用元:http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3526785/Climate-change-not-bad-Projections-global-drought-flood-patterns-say-scientists.html

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