失った部位を再生する遺伝子が存在する!研究者がその“起動法”を発見!

ゼブラフィッシュのヒレの再生

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とても希望になるニュースです!
デューク大学の研究チームが、ゼブラフィッシュに存在する“再生遺伝子”を起動させる因子を発見し、それをマウスに移植したところ、マウスの組織が再生されたそうです!
しかもこうした遺伝子は、人間にも存在するんだとか。

Is the ability to regenerate lost limbs lurking in our genes? Study reveals hidden DNA that could be ‘reawakened’

失った手足を再生できる遺伝子が眠っている?:新たな研究はこの隠れたDNAを“再覚醒”できる可能性を示している。

以下、デイリーメール・オンラインの記事よりご紹介します。

再生遺伝子を覚醒させる因子を発見

今回の研究でまず整理しておきたいのは、以前からゼブラフィッシュやサンショウウオを始め、多くの生物には体の部位を再生させる「再生遺伝子」が備わっているということは分かっていたそうです。ネズミやハエ、そして人間にもこうした再生遺伝子があるんだとか。
しかし問題は、どうすればこうした遺伝子が“起動”されるのかが分からないという点です。

ゼブラフィッシュ

ゼブラフィッシュ

今回のデューク大学の研究ではこの謎を解明するために、損傷したヒレの再生能力をもつゼブラフィッシュに注目し、再生反応を開始させる線維芽細胞増殖因子ニューレグリン1といった遺伝子がどのように“起動”されるのかを調べました(遺伝子そのものも、何かに“起動”させられないと眠ったままということですね)。

その結果、こうした遺伝子の周囲に、これらを起動させる“促進因子”(エンハンサーエレメント)が発見され、これらが再生反応を開始させる遺伝子を起動しているということが分かったそうです。

ゼブラフィッシュのヒレの再生

左:傷ついてない組織 右:傷ついた組織
緑の部分はヒレと心臓における組織の再生を刺激している遺伝子の活動を表す

“促進因子”をマウスに組み込むと、マウスの足が再生された

そして、先述の通り、マウスも既に再生遺伝子を持っているので(それを使えていないだけ)、あとはその遺伝子を起動させるだけです。

研究チームは、ゼブラフィッシュから借りてきたこの“促進因子”をマウスに注入したところ、なんと損傷した足と心臓が再生されたそうです!

これはすごいことですね!
今幹細胞等を使った再生医療が注目されていますが、今回の発見は外から体の部位を持って来なくても、遺伝子を起動することで中から再生できるという可能性を示しています!

ヒトの再生能力を開花できるよう研究を進めたい

研究チームのKenneth D. Poss博士は、「我々はもっとこうした因子を見つけ、何が再生遺伝子を起動させ、再生プログラムをコントロールしているのかを理解したい。」と語り、「ヒトに潜在する再生能力がフルに顕現されるという究極の目標のために、再生がどのように起こるのかを突き止めたい。」としています。

研究が進めばこうした因子は遺伝子操作の技術において利用でき、ヒトを含む哺乳類の再生能力を強化できるかもしれないとのことです。

是非今後も注目していきたい研究ですね!

引用元:http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3528962/The-ability-regenerate-lost-limbs-lurking-genes-Study-reveals-hidden-DNA-researchers-say-reawakened.html

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