裕福な家庭は教育を選ぶことができるという事実。子供たちに公平なチャンスを与えることが国を作る。

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先日のイギリス国内の教育に関する記事によると

Faith schools ‘shunning poor pupils’:

Report says middle classes are tightening their grip on the best primaries

国内調査機関の報告で信仰に重きを置いた学校では、中流階級の子供たちを入学させるために貧しい階級の子供たちを閉め出す傾向にあるということがわかりました。

家庭の社会的位置付けで、学校側から選ばれる。

教育支援団体のSutton Trustによればイギリスに社会的にハイレベルと位置付けられ差別化されている1576もの小学校があると言います。それぞれの学校には、9.2%程ののその地域とは違うところから来る恵まれない子供たちが在籍しています。

その選択基準としては信仰に重きをおいており、定期的に教会を訪れる習慣のある中流階級のの家族を優先的に選んでいるようです。それに加え、社会的に上位にいる学校は、優秀な成績をおさめていて、経済的に恵まれない子供たちは、それら上位の学校から閉め出されているという調査結果も出ています。

事実、現代の日本においても同じことが言えるのではないでしょうか。「貧乏で苦労して努力して後、いい大学に入って一流企業へ就職する」のようなストーリーは今やあてはまらず、学力が親の経済力に比例するとはっきり言われていますね。

公平であるべき教育のチャンス

Trust chairman Sir Peter Lampl said:
‘Disadvantaged young people should have
the same chance of accessing the best state school
in their neighbourhood as their better off neighbour.

Sutton Trust代表のPeter Lampl氏は
「恵まれない若者もベストな公立の、それも近隣にある学校へ通うチャンスを与えられるべきなのです。」と言います。

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恵まれない生徒の学校在籍数と地域内のその人数とで比較調査を試みました。

その結果から、裕福な家庭の生徒を極端に採用する複雑かつ偏狭な判定基準が多くの学校で採用されていることが明らかになったのです。

また学校成績と社会的上位に立つ学校の間に相互関係も見られました。

調査結果に基づく教育と社会的位置付けの相互関係

11才児童全体の学業成績で下位に位置付けされる学校10%のうち、最も社会的に上位とされる10%の学校の割合は、わずか1%でした。
対照的に同じく11才児童の学業成績上位10%のうちの14%を閉めたのが
社会的に選ばれている上位10%の学校でした。

社会的上位にに選ばれている小学校は一般的な学校よりも募集超過の際、複雑な選択基準をもうける傾向があります。
最も社会的に選ばれているといわれる100の学校のうちの1つは18の異なる判定基準を採用しています。特にカトリック系に多いようですが、宗教に元ずく判定基準を持つ社会的上位の学校がある地域としてはロンドン、ブラックプールそしてハートルプールがあげられます。

Allen博士は
「子供にどこで教育を受けさせるか選べることには多くの利点があります。
しかし私たちの調査結果で明らかになったことは、裕福な家庭は学校を選択するのに有利で、学校側もある特定の生徒をひいきするような採用基準を設けていて公平ではない」と語っています。

入学規定では、宗教系の学校には募集人数が超過した場合優先基準として宗教的判定基準を採用することは認められていますが、学校は常に公平でその採用にも透明性がなければいけません。特に社会的または人種的背景によって子供を不公平に扱うべきではありません。
教育省も「経済的豊かさによって入学を許可する判断はモラルの面からまた法律的にも間違ったものである」と言及しています。

ごもっともな意見ですが、この傾向を止めることは、資本主義の社会では難しいことが現実のようです。

引用元 http://www.dailymail.co.uk/news/article-3541004/Faith-schools-shunning-poor-pupils-Report-says-middle-classes-tightening-grip-best-primaries.html

 

 

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