アメリカで人工地震が多発!?700万人が危険地域に

2014年アメリカ地震ハザードマップ

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人工的な地震とは、そう、シェールガスの採掘や汚染水を岩盤に注入するといった行為によって、地中のバランスが崩れ地震の発生が誘発されるというものです。

そうです、人間の活動による”副作用”で地震が起こっているというわけです。

シェールガスの採掘で地震が起こる

これは今アメリカで大変な問題となっており、主にシェールガスや石油を採掘するための水圧粉砕法(岩盤を破壊して中からガスや石油を汲み上げるために、岩盤に高圧な水を注入して粉砕する方法。また、汚染水を地中で安全に隔離するために、岩盤内に高圧で注入する行為も指す)によって岩盤の力が弱まり、周辺の圧力に負けて地震が起きると考えられています。

アメリカ地質調査所が発表した2016年版地震ハザードマップ(自然発生の地震と人工発生の地震両方を含む)によると、人的原因による地震の危険性は中部が特に深刻で、凡そ700万人の人々が危険にさらされているとのことです。

アメリカ地質調査所による2016年地震ハザードマップ

右側の地図が人的原因による地震も含んだハザードマップで、特にオクラホマ州が地震の発生率10%以上という深刻な危険にさらされている。

実際オクラホマ州では、2009年に僅か2回だったマグニチュード3.0以上の地震が、2015年には907回を記録しています。

批判の声が挙がるも規制は進まず

こういった状況に対して、オクラホマ州やその周辺の地域では、水圧粉砕法を伴う行為を辞めるよう求める声が上がっていますが、現実的な対策は何も図られていません。
それどころか、米国土木学会(The American Society of Civil Engineers)は、人的原因による地震の可能性を考慮に入れない形で2016年版のガイドラインを既に作り始めているそうです。
建築基準を決定する委員会も、こうした地震は一時的なものかもしれないという理由から、同基準の修正案に人工地震の可能性を反映させるかどうかを決め兼ねています。

こうした状況に対し、オクラホマ大学で土木工学の教授を務める Muralee Muraleetharan氏は、「こういったガイドラインは、アメリカ地質研究所の地震ハザードマップに比べていつも遅れをとっている。」と指摘しています。

考えてみるとこれは、日本の原発問題と似ている部分があります。
明らかに危険だと分かっていながらも、経済的利益を生み出す流れには逆らえず、人や環境を犠牲にしながら経済活動が進んでいきます。

仮に、こうした地震が水圧粉砕法を原因とするものであると”100%”証明するのが困難だとしても、オクラホマで2009年に2回しか発生しなかった地震が、2015年に907回も発生したというのは、どう考えても水圧粉砕法が有力な原因の一つと捉えるべきなのではないでしょうか?
もしそうではないという主張があっても、”絶対に違う”と言い切れるようになるまで、一切の岩盤粉砕行為を停止するのが賢明だと言えます。
“絶対安全と言えるまで原発は動かさない”という話と似ていますね。

でも、絶対安全なんて、誰が保証できるのでしょうか。
今後のアメリカの動きに注目です。

引用元:http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3512784/USGS-revises-seismic-risk-map-include-quakes-caused-humans.html

 

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